お子様と一緒に迎える結婚式。それはとても素敵な一日でした。

準備期間では『家族婚』へ変更することも考えられていたおふたり。
もし、あの時にその選択をしていたら、
おふたりにこの景色や感情は味わってもらえなかったのかもしれない。
そう思います。

結婚式を迎えるまでに、夫婦として、家族として、沢山のことを
みんなで乗り越えてきた時間があるからこそ、生まれた一日。

みんなでゆったりわいわいしながら
「夫婦になること」「家族になること」を伝えたい
そう仰っていた想いが伝わる結婚式でした。

挙式でのお子様からの誓いの言葉では、家族の時間を見守るゲストの方のあたたかい拍手と
お子様の成長に思わず涙が溢れる時間に。

誓いの言葉の文章は、打ち合わせの時、お子様と一緒に考えさせてもらった言葉です。

「パパとママの好きなところは？」と聞くと、
「パパとママの顔を見ながら考えてくる！」と新郎新婦様のもとへ。
純粋に「人を想う気持ち」において、大切なことを感じさせられる出来事でした。

結婚式当日に、ご家族みなさまをお見送りした後、
控室に戻るとテーブルにあった紙の端っこには
「パパ　ママ　けっこんおめでとう。なかよしでいこうね。」のメッセージが。
世界一幸せな置き手紙を発見した気持ちになりました。

結婚式は夫婦の絆、そして家族の絆を強くする、そう感じています。

時が経って大きくなっても、結婚式での時間は家族との大切な思い出として
心に残り続ける一生の思い出になっていることを願っています。