挙式前の大切な瞬間
2013.09.30
アロハー
まだまだ暑い日も続きますが、確実に空は秋の空が気持ち良いです。
私は音響としてパーティーに携わることが多いのですが、実は音響の小窓から今から入場する緊張されたお顔の新婦と親御様の姿を拝見することができます。
私たちは挙式にはとても重きをおいています。
披露パーティーでは末席に座られる親御様。
でも唯一この挙式では一番に座られます。
それはこうして『息子、娘を立派に育ててきた。』その親としての役目の一区切りを一番前で感じて頂くことからだと思っています。
だから私たちは今から歩くバージンロードの意味をしっかりとお二人に伝えなければいけないのです。
ちょっと反則(笑)かもしれませんが、入場前にお父様とその話をさせていただきます。
最初は照れながら聞いてくださるのですが、入場前にはやはり歓喜あまって涙をこらえるシーンも・・・。
お父様と娘のそんなシーンを見るたびに、私の音響を使う手も震えます。
扉の外で行われる、一握りのスタッフしか知らないこの感動のシーン。
私はこの瞬間がとても好きです。
『サウスハーバーで挙式したから、改めて感謝が伝えられた。』
『父が母がそんなに泣くとは思わなかった。』
今まで大切に育ててこられた娘をお嫁さんに出す日。
挙式には『親御様への感謝』『子供へのありがとう』がたくさん詰まっています。
だからこそプランナーは、それを伝え、伝わるよう最善の努力をします。
そこから深い感動が生まれるんですよね。