パーソナルトレーナーとしてお客様に真摯に向き合い、悔しさをエネルギーに変えて努力される新郎様。そんな新郎様から感じたのは、「優しさの裏に秘める情熱」です。

一方で、自分の求めるものを貫き、やりたいことに全力投球。モットーは「後悔ゼロ人生！」という新婦様からは、「心の奥底に秘める情熱」を感じました。

そんなおふたりへ贈るコンセプトは

『今日、愛を迎えに』

人生で最も溢れるほどの愛を感じられる一日です。

幼少期にどこか寂しさを感じていた新郎様。

また新郎様が仕事で多忙な中、もっとふたりの時間を持ちたいと少し寂しさを感じていた新婦様。

心の奥にある寂しさが愛で満たされる、そんな一日にしたいと考えました。

挙式のプログラムがゲストの皆さまからの愛を最も感じられる内容だったため、挙式と披露宴の順番を逆にすることをご提案。

「人と被らない結婚式が良い」というご要望に対し、「その流れは今までになくてワクワクするし最高です！」とお喜びいただき、お打ち合わせを進めました。

披露宴の幕開けは、これまでの披露宴の概念を覆すスタート。

国内外からお集まりいただいた皆様の紹介から始まり、各テーブルにスポットライトが当たる演出でボルテージは最高潮に。

乾杯の後は、新郎様が開業予定のパーソナルジムの商売繁盛を願うだるまの目入れセレモニー、ボディービルダープロテイン早飲み対決、愛あふれるご友人からのお手紙など、笑いと涙に包まれる時間となりました。

そしていよいよ挙式は、星降るチャペルでのライフシアターの上映からスタート。

まずは親御様からおふたりへの贈る言葉を映像と音声で届けていただきました。

深い愛情を注いでくださった祖母様がご出席が難しくなり落ち込んでいた新郎様へ、新婦様と共にサプライズで祖母様からの音声をお届け。

祖母様の声が聞こえた瞬間に涙を流す新郎様、その姿を見て涙される新婦様。

改めて親御様からの深い愛情を実感しながらご入場されました。

誓いの言葉では、お互いへの手紙を読み合い、心の内を言葉に綴っていただきました。

日々の些細なすれ違いを埋める、夫婦人生の新たな始まりとなる誓いの時間となりました。

記念品贈呈で、両家ご家族がそれぞれハグを交わし、新婦様のお父様が思わず新婦様の手を取り、皆様に向けて拳を高く掲げる姿からは、新婦様を想う深いお気持ちが伝わってきました。

皆様からの祝福を心いっぱいに浴びながら退場されるおふたりの姿を見届け、私自身も溢れるほどの愛を感じました。

後日、ゲストの皆様から「披露宴から始まる結婚式は今までで一番感動した」「広島に愛を迎えに行ってきた」という嬉しいお言葉をいただき、ご家族だけでなくご友人様にも想いがしっかり伝わっていることを実感しました。

大切な一日をお任せいただき、お手伝いできたことに心から感謝しています。

おふたりのこれからの日々が、愛と情熱溢れる毎日でありますよう、ずっと願っています。