お二人に贈ったコンセプトは「Haruharu -はるはる-」

お二人のお名前に共通する「春」「晴」。
名前にちなんでご提案したコンセプトでしたが、その他にも大切な意味を込めました。

「はるはる」は韓国語で「一日一日」という意味があります。
新婦様は生まれも育ちも日本ですが、韓国国籍ということもあり、
前撮りでは韓国の伝統衣装チマチョゴリもお召しになられていました。

結婚式は、二人が生まれてから今日までの一日一日を積み重ねてきた、その時間を表す大切な日。
人生分の思い出をみんなで振り返り、未来へ繋げる時間でもあります。
そして、これから一緒に過ごす日々も、目の前の幸せに大切に過ごしていきたい。
そんな願いを込めてのコンセプトです。

新婦様は私の友人でもあり、友人の花嫁姿を一番近くで見守らせていただけたことが何より幸せでした。
打ち合わせ期間中には、嬉しいご懐妊の報告も。自分のことのように嬉しくて涙が溢れました。

実は、お子様のお名前にも「Haru」を連想する漢字で命名されていたおふたり。
結婚式のコンセプトが家族のコンセプトになっているように感じて、とても嬉しかったです。

夫婦から家族になり、その中にある結婚式という時間は、二人の絆を強くするものだと感じました。
大切な人生の節目をお手伝いできるこの仕事が、やはり大好きです。

『春』に迎えたお二人の結婚式は、とっても『晴』れやかな一日でした。
これからのおふたりの人生も晴れやかな毎日で有り続けますように。